コロナでキツイ今こそ固定費を見極めよう

From　山本峻也
＠事務所

コロナの影響で、
浜松では感染者数こそ少ないものの、
経済には大きいダメージを与えています。

経済の動きが止まってしまっては、
人間でいうと血流がとまってしまうようなものですので、
どんどん悪化してしまいます。

コロナの感染者数を減らす努力を
まずはみんなでしっかり取り組んで、
収束を目指しましょう。

◇売上が減っても固定費だけは減らない
コロナの影響で、
売上が減ったときに、やっかいなのが
『固定費』です。

固定費とは･･･
売上に比例しない費用で、例としては
・家賃
・人件費
・通信費
などがあります。

人件費は最悪、休業手当を出して雇用調整助成金、
という手がありますが、
家賃についての補償がまだ明確には出ておりません。

固定費は、事業を継続させていくために
必要な費用ではありますが、
このような状況下では本当に痛手となります。


◇固定費を見極めよう
まずは固定費がいくらかかっているかを
しっかりと見極めましょう。

毎月、売上が無くても
解約しない限りお金が出ていくものです。

反対に言うと、
この固定費は色々と目安にも使えます。

◇固定費以上が必要
例えば、固定費を超える粗利が稼げれば、
利益がでます。
これを少し難しく言っているのが、
『損益分岐点』です。

また、今回、コロナの影響で
特別な融資枠が金融機関で出ておりますが、
借りたいお金の目安にもなります。

売上が0円になってしまった場合に、
仕入は一時ストップするとして、
この状況が数か月続くことを想定する。

そうした場合に、維持していくために必要なお金が
固定費×何ヵ月分（+返済や仕入れで使いたいお金）
と、ざっくりと出せます。

◇融資と補助をしっかりと活用しよう
事業を今後も継続させていくことを考えたとき、資金繰りに困ったら
融資をしっかりと活用しましょう。

借入は負債ではありますが、
決してマイナスに働くものばかりではありません。
借入ができる状況であって、
コロナの影響が収束した後も
事業を継続・成長させていきたい場合は
融資を受けてしっかりと守る、というのも一手です。

また、国や県・市からもらえる補助は
しっかりと活用しましょう！
我々でも情報を集めていますので、ぜひご相談ください。
◇一人ひとりができることを
本当に大変な時期ですが、
現状に嘆いているだけではだめです。


また各種助成金の情報は集めております。
こういうときこそ我々にぜひご相談ください。

また、一刻も早い収束のために、
今はステイホームです！
コロナが収束したら、経営の勉強も再開しましょう！！